02ルポ– category –
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能登2011〜24⑥珠洲原発とたたかった床屋さん
反原発の闘士、ミュージシャンに 珠洲原発計画への反対運動にとりくんだ理容店主・橋本弘明さん(64歳)は、電力3社が撤退した2003年以後、運動の闘士からアマチュアミュージシャンに「転身」した。コンサートにはかつての推進派もつどい、対立の... -
能登2011~24⑤珠洲 祭りがつなぐ伝統の知恵
海中を乱舞する七夕キリコ 見附島 珠洲市宝立町の見附島はその形状から「軍艦島」とよばれる。その北にある海岸では8月はじめ「七夕キリコ」がもよおされる。この地区の七夕は盆の準備をはじめる日で、祖先の霊をむかえる行事とされている。提灯やぼん... -
能登2011~24④焼け野原の輪島朝市
行きつけの漆器店も食堂も焼失 五島屋 2月11日、車で輪島市河井町の中心街にはいると7階建ての「五島屋」のビルが横倒しになっていた。隣の居酒屋「わじまんま」が下敷きになり、経営者の妻と娘が亡くなったという。何度かかよった居酒屋だった。 ... -
能登2011~24③輪島の漁師町は過疎知らず
輪島市街をながれる河原田川の河口の西には、海士町と輪島崎町というふたつの漁師町がならび、輪島港は、石川県で最大の水揚げをほこる漁港だ。春はノドグロやハチメ(メバル)、夏はアワビやサザエ、冬はズワイガニやブリ、タラ、そして日本一の水揚げ... -
能登2011~24② 2013年の朝市
輪島市の中心街は、日本海にむかって南北にながれる河原田川の東側が河井町という中心街で、輪島塗の塗師屋が多い。西側の鳳至(ふげし)町は江戸時代は素麺で知られたが今は輪島塗関係が多い。鳳至町の北側に海士町と輪島崎町というふたつの漁師町がな... -
能登2011〜24集団脱出をえらんだ深見(輪島市門前町)
https://youtu.be/DQgr6Z7-0Z4 2024年1月1日、能登半島を震度7の地震がおそった。私は被災した輪島市に、朝日新聞輪島支局長として2011年から4年間駐在していた。今回の地震で、私が取材した多くの集落が孤立し、無人の里になった。このまま... -
中米諸国のトルティーヤ巡り
せっかくトルティーヤをつくったから、中米諸国で撮影した写真を見返してみた。 メキシコやグアテマラ、とくに都市部のものはうすくて小さい。 動画はグアテマラのサンティアゴ・アティトランのマヤの女性。2017年5月に撮影した。 石灰水でゆがいた... -
トルティーヤづくりの試行錯誤
トウモロコシのトルティーヤづくりは中米でくさるほど見てきた。 石灰を3〜5%とかした水とトウモロコシを鍋に入れて20分ほど加熱し、トウモロコシが黄色くなったら火を消してひと晩つけておく。翌日にメタテという石臼のようなもので挽いたものを... -
福島の有機の里で⑬嫁をたすけた「小さな財布」 雅子ばっぱの昔語り(下)
嫁の自立は出稼ぎから 出稼ぎしてる息子は自分の財布をもって、嫁さんも財布をもつようになったから、地位が上がったの。現金収入が得られて家の財布とは別の財布をもつようになって若い夫婦が自立していったんだ。 長野の会社でルビコン(コンデンサメ... -
福島の有機の里で⑫嫁の敵は封建主義 雅子ばっぱの昔語り(上)
旧東和町の有機農法の町づくりは青年団の仲間たちが「出稼ぎにたよらない百姓になるにはどうする?」と議論したのがはじまりだった。それ以前の東和町の暮らしはどうだったのか? 昔話の語り部をしている「雅子ばっぱ」こと紺野雅子さん(1939年生まれ...