西国三十三所– category –
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西国三十三所
書写山・圓教寺 秀吉、和泉式部、弁慶、赤松満祐……人物描写が愉快な山寺
西国巡礼でたずねた姫路市郊外の書写山圓教寺を、「三大特別公開」にあわせて2023年9月はじめの猛暑の日、再訪した。前回気づかなかったあらたな魅力がみえてきた。 松がしげる修験の山 姫路駅から路線バスでふもとまでいき、前回と同様、「東坂」とい... -
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西国33番・華厳寺 奥の院のヤマビルは山の神のお使い?
「薬草」「しし鍋」……イベント列車の樽見鉄道 谷汲山華厳寺は西国三十三所最後の満願の寺である。西国の札所では最東端の岐阜県揖斐川町にある。 自動車でいくと楽だけど、最寄り駅からあるくという原則にのっとり、大阪から早朝の快速電車にのった。 ... -
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西国30番・竹生島宝厳寺 秀吉の大坂城と水葬の聖地
竹生島には長浜と今津と彦根から観光船がでている。 便数が多い長浜からわたることにした(往復3200円)。 9時半の船にのり、えり(小型定置網)とよばれる小型定置網の網をながめながら30分ほどで、こんもりした緑の島に近づいた。周囲は急斜面で浜は... -
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西国28番・成相寺 昭和の夏休みと橋立を満喫
28番成相寺は天橋立とセットだけど、できるだけふもとからあるきたい。 丹後国分寺の遺跡に府立丹後郷土資料館があるからここを出発点とした。 内海をへだてて天橋立の松林が横たわるのがのぞめる。風光明媚で、しかも人里からちかいところに国分寺... -
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西国29番・松尾(まつのお)寺 馬頭観音と騎馬民族がつながる修験の山
JR小浜線松尾寺駅(舞鶴市)から山に分け入る。 緑が濃くて、カナカナとうらがなしいヒグラシの声がひびき、なつかしさにいてもたってもいられなくなって、車をおりて歩くことにする。ヒグラシは愛媛の川内町の山の集落をおもいだす。谷間の廃校に星の観... -
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西国26番 法華山一乗寺 ローカル線再生の旗手に乗り 命の輪廻の山寺へ
地域と連携しアイデアこらし3セク鉄道活性化 神戸の新開地から神戸電鉄に乗った。六甲山の北にでて、長い長い緑のトンネルを抜けると広大な盆地が広がった。終着の粟生(小野市)でおりて北条鉄道に乗り換える。 1両の気動車に、路線バスのように後ろか... -
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西国12番岩間寺〜13番石山寺 山の海洋信仰、奇岩の山岳信仰
醍醐寺を守護する女神のお宮 上醍醐寺から東への山道をくだると、杉の森のなかに大規模な石垣が残っている。いったいなにがあったのだろう。 くだりきると西笠取だ。京都の市街地からひと山越えただけなのに、獣害対策の柵に囲まれた田畑が谷間に折り重... -
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西国11番・上醍醐 古代の超高級ミルキーの名をもつ水神の山寺
「最上の食べもの」は乳製品 醍醐寺の「醍醐」は古代の乳製品のことだ。仏教の経典「大般涅槃経」では「五味の最上なるもの」として以下のように記している。「牛より乳を出し、乳より酪(らく)を出し、酪より生蘇(しょうそ)を出し、生蘇より熟酥(じゅ... -
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西国21番穴太寺は里の寺 光秀の城は大本教
京都駅から山陰本線の普通列車に乗った。嵯峨嵐山駅で大半の乗客がおり、トンネルとトンネルの合間に保津峡の急流を眺めていたら広々とした盆地に出た。サンガスタジアムと隣接する亀岡駅に降りた。 愛敬の馬の木造の走田神社 21番の穴太寺までは3キロ...
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