01旅行記– category –
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01旅行記
空海が星を降らせた獅子窟寺
平安時代の弘仁年間(810~824)、大阪府交野市の山中で弘法大師が秘法を唱えると、七曜の星(北斗七星)が、現在の星田妙見宮など3カ所に落ちたとつたえられている。実際、弘仁7(816)年には隕石が落下した記録があり、日本の隕石落下の記録... -
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神武に徹底抗戦した英雄ゆかりの地
九州から攻めてきたイワレヒコ(神武天皇)は大和をめざして大坂に上陸するが、生駒山地を根城とする長髄彦(ナガスネヒコ)に撃退され、兄のヒコイツセ(彦五瀬命)が重傷を負い、その後死亡する。 神武の軍は熊野へ迂回して今度は南から大和にむかう... -
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火防の秋葉神社 実は火事で焼けていた
2年前におとずれた飛騨高山には、秋葉神をまつる祠があちこちにあった。高山は江戸時代、何度も大火にみまわれたたため、「火伏せの神」である秋葉信仰がひろがった。東京の秋葉原は、火災多発をうけて明治期に秋葉大権現をまつる「秋葉神社」がつくら... -
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大井川2025㊦茶の聖地の「天狗むら」
正面の山のふもとが観天寺 大井川沿いは日本一の高級煎茶の産地だ。なかでも旧中川根町(川根本町)の藤川地区は全国茶品評会で「農林大臣賞」などの賞を総なめにして、全国から視察があいつぎ、そのプライドの高さから「天狗むら」とよばれた。 昨年(... -
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大井川2025㊥河原砂漠と「水返せ運動」
「越すに越されぬ」というほどの水量を誇った大井川は今、広大な河川敷の大半は白い土砂におおわれ、細い筋の水がちょろちょろと流れているにすぎない。 大井川の本流は実は川ではなく、導水管になってしまったからだ。 ダム群が水を収奪 2024年 延長1... -
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大井川2025㊤「越すに越されぬ」架橋・渡船の禁止は軍事目的?
「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」 橋もなく渡し船もない大井川は旧東海道の最大の難所とされていた。大井川のなにがどう難所だったのか、そもそもなぜ「徒渉し(かちわたし)」が明治になるまでつづいたのか。たしかめたくて「大井川川... -
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フォッサムグナに栄えたヒスイの王国の巫女王
出雲王国が広範囲に影響をおよぼしたことは神話がしめしている。出雲の神々が、朝鮮半島や能登半島に大きな綱をつけて土地を引っぱってきて島根半島をつくった(出雲国風土記)。さらに、八千矛の神(大国主命)が、「越(こし)の国」にかしこくて美し... -
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「方丈記」 3メートル四方のすみかの意味
ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし 「方丈記」の冒頭は暗記していたけど、これにつづく一節が 世の中にある、人と栖(すみか)と、またかくのごとし だと... -
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若冲の五百羅漢は縄文系?
岡本太郎が縄文を「発見」したのと同様、辻惟雄は、伊藤若冲や長沢蘆雪を「発見」した。辻が1968年に「美術手帖」で紹介した当時、若冲らは「傍流」「異端」とされ、国内では評価されず、多くの作品が海外に流出していた。 若冲は、古画の模写ばか... -
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3つの氷川神社と見沼めぐり
さいたま市の氷川神社は、埼玉と東京を中心に約250社をかぞえる同名の神社の元締めだ。明治になるまでは、社格が同格な3主座・3神主制だった。現在の氷川神社の位置にある男躰宮が須佐之男命(すさのおのみこと)、3キロ南東の簸王子宮(現在の中山神...