西部劇の街フォートワース テキサス寄り道

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 州都ダラスと双子のように東西にならぶフォートワースへ。

 テキサスの車はどれも大きい。キャンピングカーを牽引している割合も多い。小型車では事故にあったら吹き飛ばされそう。だから一般人でも大きな四駆に乗るのか。

 ダウンタウンにある「フォートワースストックヤード」は西部劇のような町並みで観光客だらけ。
 1866年から家畜をとりひきされる場となり、1876年には鉄道も開通して繁栄し、1950年代まで畜産業の拠点だったが、、物流や保存技術の発展にともなって衰退し、1976年に国のNational Register of Historic Placesに登録された。

 テキサスの牛は水牛のように横に長い角が特徴だ。その角で前後をかざったクラシックカーもある。
 革製品、カウボーイの靴、ベルト、ハットなどの店がならぶ。そのうちの1軒で35ドルのカウボーイハットを衝動買い。京都の街を歩いたら違和感ありまくりで楽しそうかなと思ったけど、折りたためないから荷物になり、4日後には空港で紛失してしまった。

 市場のような建物のなかには鉄道の線路がのこっていていて郷愁をそそられる。鉄道っていいなあと思っていたら、遠くで甲高い汽笛の音がひびき、近づいてくる。3分後、客車をひいた巨大な機関車がつっこんできた。おもしろい!

 16時になると、メインストリート沿いに群衆があつまる。

 数十頭のテキサス牛が、巨大な角を上に下にうごかしながら行進する。わずか10分だけどみごとな演出だった。

すごいボリュームのスペアリブ

 昼食はテキサス名物というビフテキやスペアリブ(21ドル)を注文した。それとマルガリータとフライドポテトをたのんだら、チップ(20%)込みで50ドル。7500円かぁ。日本よりだいぶ高いが、NYよりはだいぶ安い。
 19時30分の飛行機でNYにもどる予定だったが、ニューアーク空港の建設工事で滑走路2本のうち1本閉鎖されているため、2時間遅れ。到着は午前3時になった。

午前3時前のマンハッタン

 はじめてUberをつかった。スマホで行き先を指定すると、「料金105ドル。10分で到着」とでてくる。
 「名前はウイリアム、車はヒュンダイのダークグレーのソナタ、ナンバーは○○○」
「あと200メートル」「あと90メートル」……とメッセージがとどくから待ち合わせも簡単。
 最初に提示された額をカード決済するだけだから、運転手とのカネのやりとりはない。明朗会計でタクシーより安いし、便利だ。タクシー業界は大変だろうな。

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