
ニューヨークの隣のニュージャージーにあるNewWark空港から3時間ほどでテキサス州のダラスに着陸した。
ダラスから車で南にくだると、延々と草原や牧草地がひろがり、メキシコ北部の風景とおなじだ。1845年まではメキシコの一部だったんだからあたりまえか。
2時間ほどでドクターペッパー発祥地のWaco(ウェーコ)にはいる。
住宅地は広々。泊めてもらった民家は300坪ほどの芝生の庭にプールもそなえている。
こんな広大な土地じゃ管理が大変だと思ったら、トラクター型の芝刈り機やプールを掃除するロボット掃除機もそなえている。家政婦のかわりにロボット(機械)は必須なのだ。
長い角のテキサス牛が草をはむ牧草地がひろがり、鉄道も幹線道路もはなれているのに、ときおり轟音がとどろくという。20キロほど(十数マイル)はなれた場所にイーロン・マスクのロケットエンジンの試験場があるからだ。
テキサスはオイルマネーがふんだんで、企業も次々に進出している。ただ、多くの企業では休日出勤の代休もとれず、サービス残業だらけ。テキサスは共和党が圧倒的につよく、労働組合がほとんど組織されていない。企業にとっては天国なのだ。ほとんどの家は拳銃をそなえているというのも西部劇の舞台らしい物騒さだ。

Wacoの中心街では週に何度かファーマーズマーケットがひらかれる。周辺の農場でとれた野菜や肉、地元のチーズやワインなどの屋台がならぶ。 ブリーチーズやトリュフ味のチーズなど3種を50ドルで買った。日本よりは高いけど、NYよりはかなり安い。
ブラッソス川に1890年にかけられた吊り橋は、牧場主らが牛を売るために行き来した。

実物大の 3 人のカウボーイと25 頭の牛の像はみごたえがある。吊り橋のわきの展望台にはキング牧師がえがかれていた。

断崖状の自然公園からは川を一望できる。

川では家族づれがカヌーやSUP、フリスビーを楽しんでいる。

「彫刻動物園」の「考える象」には思わずわらわされた。

