01旅行記– category –
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西国26番 法華山一乗寺 ローカル線再生の旗手に乗り 命の輪廻の山寺へ
地域と連携しアイデアこらし3セク鉄道活性化 神戸の新開地から神戸電鉄に乗った。六甲山の北にでて、長い長い緑のトンネルを抜けると広大な盆地が広がった。終着の粟生(小野市)でおりて北条鉄道に乗り換える。 1両の気動車に、路線バスのように後ろか... -
西国12番岩間寺〜13番石山寺 山の海洋信仰、奇岩の山岳信仰
醍醐寺を守護する女神のお宮 上醍醐寺から東への山道をくだると、杉の森のなかに大規模な石垣が残っている。いったいなにがあったのだろう。 くだりきると西笠取だ。京都の市街地からひと山越えただけなのに、獣害対策の柵に囲まれた田畑が谷間に折り重... -
西国11番・上醍醐 古代の超高級ミルキーの名をもつ水神の山寺
「最上の食べもの」は乳製品 醍醐寺の「醍醐」は古代の乳製品のことだ。仏教の経典「大般涅槃経」では「五味の最上なるもの」として以下のように記している。「牛より乳を出し、乳より酪(らく)を出し、酪より生蘇(しょうそ)を出し、生蘇より熟酥(じゅ... -
西国21番穴太寺は里の寺 光秀の城は大本教
京都駅から山陰本線の普通列車に乗った。嵯峨嵐山駅で大半の乗客がおり、トンネルとトンネルの合間に保津峡の急流を眺めていたら広々とした盆地に出た。サンガスタジアムと隣接する亀岡駅に降りた。 愛敬の馬の木造の走田神社 21番の穴太寺までは3キロ... -
沖縄に広まる熊野信仰 ニライカナイと補陀落が共鳴
熊野は「死の国」、水葬の名残は今も 2015年から2年間、熊野の山と海を取材してまわった。熊野は出雲とならぶ「死の国」であり、明るく清浄だけど薄っぺらい伊勢とは正反対の存在感を感じた。 花の窟 イザナミの墓は、古事記では出雲と伯耆国の境の比... -
信仰の島・久高島 白馬は岩礁を走り去った
久高島は20年ほど前、岡本太郎の「沖縄文化論 忘れられた日本」で知った。「後生(ぐそう)」と呼ばれる風葬の習慣が紹介され、海岸の洞窟に置かれた棺に横たわる白骨の描写が生々しかった。 12年に一度の午年の年、島で生まれた30歳(丑年)から41歳... -
久米島 朝貢貿易の中継点に独自文化 石材の島の知恵と技術
観光客のいない白砂のビーチ 八重山諸島は何度も訪ねているが、本島の西100キロの久米島は訪ねたことがなかった。 泊港からフェリーに乗り、渡名喜島を経由して3時間半。兼城港におりるとがらんとした待合室と小さな土産物屋があるだけ。バス停も見あた... -
戦争で壊滅した沖縄の城跡 21世紀もつづく「戦後」
首里城は2019年10月の火災で正殿や北殿など9施設が全焼した。その後、どうなっているのだろう。 戦争を生き抜いた石畳 那覇市中心部から徒歩1時間、「金城町石畳道」の坂を歩いた。首里城から国場川の真玉橋までの官道だった「真珠道」の一部で、沖縄... -
ゴーヤチャンプルーに2つの工夫
しょっぱい島豆腐 牧志の公設市場の近くで買った島豆腐は塩味がついていて醬油はいらない。島豆腐は、海水やにがりで凝固させているからだ。 本土の豆腐は、大豆をすりつぶして煮てからしぼるのに対し、島豆腐は、しぼってから煮るという作り方のちがい... -
沖縄料理の特徴は……料理教室で勉強
最近、福島の農家の料理を教えてもらって、その特徴がおぼろげながら見えてきた。 沖縄料理の特徴ってなんだろう? 「よんなーフード」という料理教室に参加してみることにした。 庶民の台所 朝、先生と待ち合わせ、牧志の公設市場を案内してもらっ...