01旅行記– category –
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直島① 現代アートと安藤忠雄のコラボ
「瀬戸内」はシーボルトが「発明」 瀬戸大橋ができる前、岡山から宇野にでて、宇高連絡船の甲板でうどんを食べた。いまは瀬戸大橋ができて、宇野港へは茶屋町駅で乗りかえなければならない。 ローカル線なのに、外国人だらけ。そのほとんどが直島や豊島... -
叡山のはじまりは巨大磐座 焼き討ち前の信仰示す千体地蔵
引退僧侶の里坊ならぶ門前町 京都の修学院離宮から比叡山にのぼり、滋賀県側の坂本におりる道は10回以上たどっているが、滋賀側の日吉大社などはほとんど見学したことがなかった。だが実は叡山信仰は京都側ではなく滋賀側にはじまり、日吉大社こそがその... -
夕陽の沈む二上山は悲劇の皇子の怨念ただよう西方浄土
大阪と奈良の境にある二上山は、雄岳(517㍍)と雌岳(474㍍)がならぶ双耳峰だ。 飛鳥時代の藤原京(現在の橿原市)をはさんで真東には、神がやどる山として神聖視されてきた三輪山(標高467㍍)がそびえる。二上山から見ると、秋分と春分のときに三輪... -
金星人が降臨した京の異界・鞍馬
遠野のカッパ淵【記事はこちら】をたずねたあと「遠野物語」を読みかえした。人々は河童や妖怪の存在を前提として生きていた。つまり河童は「存在」したのだ。「日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか」で内山節は、自然や神々、死者とつながる能... -
喜多方の蔵とラーメンと素掘り水路+大内宿
蔵の町をまもった写真店主 2021年5月、二本松市の有機農家の取材のついでに36年ぶりに喜多方を訪ねた。 「あづま旅館」(素泊まり5500円)に荷をおろし、まちを歩くと、土蔵の多さにおどろく。 酒蔵はもちろん、新聞販売店も飲食店もふつうの店も土蔵... -
三陸へ④日本一のサメとカジキ 奇跡の一本松
日本一サメやメカジキがあがる魚市場 JR気仙沼駅から徒歩15分ほどの中心街「魚町」は、ちらほらと居酒屋がある程度だが、海沿いの堤防上にはおしゃれなカフェやFMラジオの放送局がならんでいる。 漁港は、近海の小型漁船から遠洋に行く大型漁船までず... -
三陸へ②津波の犠牲者最多の石巻市、門脇小は火災で破壊
津波と火災におそわれた校舎小 役だった避難訓練 松島から北上して石巻市にはいると、だだっぴろい平地に新しい住宅が無秩序に蚕食するようにひろがっている。太平洋から700メートルほどの山際に震災遺構の門脇小がある。震災前は、海までびっしりと町... -
三陸へ①岩窟に石仏 松島の雄島は中世の霊場 津波被害が最小だったのはなぜ
福島は津波と原発事故におそわれた。原発事故がなくて津波の襲来をうけた地域となにがちがうのだろう? 宮城と三陸の海岸をたどってみることにした。まずは名勝の松島をめざした。 福島市から1時間も走ると宮城県にはいる。仙台を高速道路で迂回して... -
花巻でイーハトーブのなごりをさがす 宮沢賢治めぐり
プランターがない風景のやわらかさ 花巻は1998年3月と99年夏におとずれた。冬のイギリス海岸も、夏の風景も心にしみた。 1999年夏にYHで一緒になった関西のOLが、イギリス海岸周辺の風景に感動してしゃべりつづけていたのをおもいだす。「関東から神戸... -
カッパの神様になった遠野のカッパ淵のおじいさん
おばあさんが展示物 1999年ごろ、出張ついでに遠野物語の里をサイクリングした。「伝承園」は、昔の曲がり家の農家などを移築した観光施設だった。「米もビールもおいしいよね。水がいいからかな」とおばあさんに声をかけると、「山梨の孫も、ばあちゃん...