
昼飯は中華街へ。野菜や果物を売る屋台があちこちにあり、中米の下町を思わせる。スーパーより3割程度は安そうだ。
蘭州麵の店にはいるとほぼ満員。
奥ではコック服のおじさんが手で麵をのばしてどんどん細くしていく。神業だ。
牛肉やコリアンダーがたっぷり載った麵(14ドル)と餃子(14ドル)を注文した。餃子は肉に香辛料がねりこんであっておいしい。麵は太さを指定できるからワイドをたのんだら人差し指の2倍くらいの幅だった。打ちたてだからもちもちしている。



大阪にも蘭州麵の店はあるが1000円弱だ。それが2000円超。これでもほかの食堂にくらべたら高くない。餃子は王将餃子の2倍くらいのボリュームがある。2000円はさすがに日本では払う気になれないが。
カードで払ってチップの額(%)を画面で選択するシステムになっている。

イーストビレッジへ。ウクライナ移民が多い地区の「ウクライナ博物館」は16ドル。受付の女の子は色白でかわいい。数年前にウクライナからきたという。博物館は民間団体が2005年に開設した。
1階はウラジーミル・エヴグラフォーヴィチ・タトリンの展示。ロシア帝国時代の画家、彫刻家、建築家、デザイナー、舞台美術家らしいが、知らなかった。ソ連時代のなごりのレーニンの像などはおもしろい。
2階は戦争をモチーフにした抽象的な映像をうつしている。
地階は、PYSANKY(ピサンキ)というろうけつ染めの技法で描いたイースターエッグや布類がならんでいた。2000円に見合う展示とはいえないが、まあしかたない。


北上して巨大なグレース教会をへて、ユニオンスクエア公園へ。蜂蜜やパン、花などの露店がならぶ。ホリデーマーケットで有名な公園らしい。

大都会なのに、自転車専用レーンが多くの通りにもうけられているのはすごい。信号は参考程度で無視するのがあたりまえという風習は大阪そっくり。自由でなんでもOKな開放的な雰囲気は東京よりも大阪にちかい。

マディソンスクエア公園まで歩いてワシントン公園にひきかえした。公園では、アマチュアのジャズバンドが募金用のギターケースを置いて演奏し、カップルが寝そべり、おっちゃんがブツブツしゃべりつづけている。


天王寺公園の正面でおっちゃんがうたいつづけていた私設野外カラオケを思いだす。
やっぱりNYは大阪やわ。


sushiとhibachiの店「KINKI」。hibachiってどんな料理や?