01旅行記– category –
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飛騨高山に1週間住んでみた②天平以来の匠の技
イタイイタイ病の神通川上流 JR高山駅から東へ600メートルあるくと南から北へ宮川がながれている。 この川をくだると神通川になって富山湾にそそぐ。神岡鉱山(2001年採掘中止)で亜鉛を採掘する際にでるカドミウムをふくむ排水が下流の水田に蓄積し、... -
飛騨高山に1週間住んでみた①ブランド牛と高山ラーメン
飛騨牛串焼きは超ミニサイズ なによりめだつのが「飛騨牛」の看板やのぼりだ。メニューをみると「ステーキ7000円」「すき焼きセット5000円」……。そんな店があっちもこっちも。いったいだれがたべるんだ? 居酒屋で飛騨牛串焼き(2本で800円)を注文して... -
諏訪大社のわきに鎮座する岡本太郎絶賛の石仏
出雲系だが、自然信仰が色濃くのこる 夕方、下諏訪駅に下車して、諏訪大社下社を参拝した。 諏訪大社は、諏訪湖の南にある上社の本宮と前宮、湖の北側にある下社の春宮と秋宮の2社4宮で構成されている。 祭神は、出雲大社にまつられている大国主命(... -
丸石は縄文信仰のなごり? 熊野・四国・コスタリカ・山梨の備忘録
熊野の森にころがるこけ蒸した「大地の卵」 熊野古道中辺路の「雲取越え」(和歌山県)は、那智の滝のある那智大社から2日間かけて山の尾根をたどって本宮大社にむかう山道だ。江戸時代には、伊勢参りのあとに西国三十三所を歩く巡礼が、那智大社の隣の西... -
氷川神社は出雲系の水神? 明治に破壊された姿を氏子がとりもどす
3座の神様をまつり3人の神主家をもつ神社 さいたま市の実家の近所、ぼくらの遊び場だった氷川神社は、平安時代の811年創建とされ、室町時代から現代にいたるまで「石井家」が神主を世襲している。「氷川神社」は、埼玉と東京を中心に約250社(280社とい... -
江戸期の人工河川・鴨川(さいたま市)の桜並木と水門の記憶
どぶ川に巨大な水死体 さいたま市の実家ちかくの鴨川べりには春、桜がさきみだれる。花びらがぼたん雪のようにまうなか小学校にかよった。花がちって葉がしげると、白い毛をまとったアメリカシロヒトリが大量に発生した。 夏になると、ウシガエルがモー... -
西国33番・華厳寺 奥の院のヤマビルは山の神のお使い?
「薬草」「しし鍋」……イベント列車の樽見鉄道 谷汲山華厳寺は西国三十三所最後の満願の寺である。西国の札所では最東端の岐阜県揖斐川町にある。 自動車でいくと楽だけど、最寄り駅からあるくという原則にのっとり、大阪から早朝の快速電車にのった。 ... -
西国30番・竹生島宝厳寺 秀吉の大坂城と水葬の聖地
竹生島には長浜と今津と彦根から観光船がでている。 便数が多い長浜からわたることにした(往復3200円)。 9時半の船にのり、えり(小型定置網)とよばれる小型定置網の網をながめながら30分ほどで、こんもりした緑の島に近づいた。周囲は急斜面で浜は... -
西国28番・成相寺 昭和の夏休みと橋立を満喫
28番成相寺は天橋立とセットだけど、できるだけふもとからあるきたい。 丹後国分寺の遺跡に府立丹後郷土資料館があるからここを出発点とした。 内海をへだてて天橋立の松林が横たわるのがのぞめる。風光明媚で、しかも人里からちかいところに国分寺... -
西国29番・松尾(まつのお)寺 馬頭観音と騎馬民族がつながる修験の山
JR小浜線松尾寺駅(舞鶴市)から山に分け入る。 緑が濃くて、カナカナとうらがなしいヒグラシの声がひびき、なつかしさにいてもたってもいられなくなって、車をおりて歩くことにする。ヒグラシは愛媛の川内町の山の集落をおもいだす。谷間の廃校に星の観...