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保護中: 京都ボヘミアン物語㉒ひまーな夏休み、さびしい男は宇宙人にさらわれた
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保護中: 京都ボヘミアン物語㉑夕張炭鉱で「寅さん」にであった
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京都ボヘミアン物語⑳飢えと雨と寒さにふるえた積丹サバイバル
アイヌの海で「米なし」サバ 失恋騒動のさなか、ボヘミアン最大のイベント「サバイバル」の準備がすすんでいた。 ボヘミアン3期目の夏はどうするか。3つの案があった。①川サバイバル(川サバ) より少ない収穫できびしい環境で工夫してくらす。②海サバ... -
京都ボヘミアン物語⑲破壊力抜群の失恋騒動
祇園祭り 2010年ごろ 実践ゼロの恋愛至上主義 中学1年で畑正憲の「ムツゴロウの青春記」をよんでから、恋愛小説をかたっぱしから手にした。愛する人といっしょなら、家出をしてどこか遠い町でくらしてもよい。愛さえあれば、どんな苦労ものりこえられ... -
京都ボヘミアン物語⑲マニラ 革命と詐欺と売春の洗礼
1998年撮影 薄っぺらな正義感は目をくもらせる シーサンパンナ州の中心都市、景洪からは宮本さんという長期旅行者としばらく行動をともにした。 何年も世界を旅し、アフリカ大陸を自転車で横断している。 移動の旅につかれると、ニューヨークなどに定... -
京都ボヘミアン物語⑰メコンの村の小さな恋の物語
ユーラシア大陸を放浪した高校教師 浦和高校に長嶋猛人先生という名物教師がいた。 彼の授業は、江戸時代の寺子屋のように漢文の素読からはじまった。 子曰、學而時習之、不亦説乎、有朋自遠方来、不亦楽乎(子いわく、学びて時にこれを習う、またよ... -
京都ボヘミアン物語⑯恥かくために都大路を駆ける「マラソン」
▽「街ブラ」番組をまねたマラソン企画 寒くなるとひまになる。ひまになると妄想がふくらみ、「ミイラ男」のようなわけのわからぬイベントがうまれがちだ。 12月にはもうひとつ大イベントがあった。「ボヘマラソン」。1984年の第1期から86年の第3期まで3... -
京都ボヘミアン物語⑮師走の都にミイラ男
学祭の「11月祭」がおわると京大北部構内の銀杏並木は真っ黄色にそまる。はらりはらりと落ちる葉に憂いをふかめ、春からのばかばかしくも騒々しい日々から身をひいて、ひとり静かに図書館でページをめくる……。 なんて殊勝なことになるわけがないのであ... -
京都ボヘミアン物語⑭幻の映画「イーガー皇帝の逆襲」
各自の下宿のライトをもちよって照明に ボヘミアンの対立軸 夏がすぎ、秋が深まると「11月祭」にむけての準備がはじまる。 1985年は前年につづいて映画を制作することになった。タイトルは「つむじまがりぶる~す」。 当時人気の高級クーペのトヨタ「... -
京都ボヘミアン物語⑬主食はパンの耳、ふるまい料理は白菜シーチキン鍋
冷蔵庫で服やタオルを冷やす 四畳半の下宿 後ろの布はチベットで買った バブル前夜の好景気で、ワンルームマンションが増えていたけど、ボヘミアンのメンバーはほとんどが昔ながらの下宿だった。 ぼくの毎月の収入は親からの仕送り2万円と奨学金2万70...