fujiman– Author –
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沖縄料理の特徴は……料理教室で勉強
最近、福島の農家の料理を教えてもらって、その特徴がおぼろげながら見えてきた。 沖縄料理の特徴ってなんだろう? 「よんなーフード」という料理教室に参加してみることにした。 庶民の台所 朝、先生と待ち合わせ、牧志の公設市場を案内してもらっ... -
最高の沖縄そばは
¥ 沖縄に来たら沖縄そば。そばといっても原料はそばではない。 今回最初に食べたのは残波岬の手前の「御菓子御殿」という施設にある「花笠」という食堂だった。 ラフテー(三枚肉=ばら肉)と、ソーキ(スペアリブ)と軟骨部分のソーキの3種類の肉... -
小さなジャガイモの「みそかんぷら」
市場に出せない小さなジャガイモ(都市部でも八百屋で時折格安で販売している)を使う「遊雲の里」のレシピを真似てみた。▽材料・直径3センチ以下のジャガイモ 10個程度・みそ 大さじ2・砂糖 大さじ1・みりん 大さじ1 ▽作り方①みそと砂糖とみりんを... -
福島の有機の里で② 命うごめく有機の水田 試行錯誤の雑草対策
乳首山を望む田んぼ 安達太良山を望む水田 福島県二本松市の西にそびえる安達太良山(1700メートル)の中腹には、5月末というのに雪の斑点が残っている。午前10時過ぎには雲が切れ、乳首のようにとがった山頂が姿をあらわした。智恵子抄で有名な山だが、... -
「遊雲の里」のフキノトウのレシピ
フキノトウ酢漬け・フキノトウは切らずにさっとゆでる。・酢と砂糖を、フキノトウがひたるぐらいまで加える(砂糖と酢はほぼ同量)。ふき味噌・フキノトウ5個程度を刻んで、あくが出やすいから油をひいてすぐに炒める。炒めると緑がきれいになる。・味噌(... -
福島の有機の里で① 土を信じて放射能とたたかった10年
2011年3月、福島第一原発が爆発した。「安全安心」の野菜を首都圏などに届けていた福島県の有機農家にとっては致命的な事態だったが、「耕して種を播こう」と、事故後も耕作をつづける農家がいた。阿武隈山地と二本松市の平野部で放射能汚染に立ち向かっ... -
女性ゲリラ、「生活改善」のリーダーに
依存心を生んだ国際援助 「社会開発投資基金(FISDL)」で生活改善の普及を担当するアルヘンティーナ・トレッホは、激戦地だったモラサン県出身で、政府軍の迫害をさけるため1981年に15歳で首都にでてきた。ホンジュラス人の父は幼いころに国家警備隊に... -
自らの悩みに具体的に向き合うー生活改善普及員研修
「会話を増やしたい」最初の一歩は? 日本の生活改善は、農業技術の指導と異なり、日々の生活をいかによくするかを農村女性たちが考え実践するサークル活動だった。その手法を国際協力機構(JICA)が中米諸国に紹介し、エルサルバドルではモラサン県など... -
知恵と工夫で生活改善ーエルサルバドルの旧激戦地②
戦争による傷と「孤立」を克服 30歳代の生活改善普及員アンニバルのバイクに乗って、チランガ市の郊外にある集落を訪ねた。遠くまで山並みを見渡せる山上にある。 集会所には14,5人の女性と20人近い子どもがあつまり、チーズや肉をトルティーヤの生地... -
知恵と工夫で生活改善ーエルサルバドルの旧激戦地①
野菜自給で貯金、家を改善 モラサン県では「生活改善」の現場をいくつか訪問した。 ホンジュラスとの国境に近いトロラの山の集落に住む女性グレンダ(26歳)は2年ほど前、外国から援助があると期待して「生活改善」の説明会に参加した。「能力開発だ...