fujiman– Author –
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02ルポ
怨霊が支配する古代 怨霊をよぶ現代
長岡京を廃絶させた親王の怨霊 上御霊神社 京都市上京区の上御霊神社(御霊神社)は、まちなかなのに社叢はうっそうとして薄暗い。十三柱の祭神の中心は桓武天皇の弟で、冤罪で非業の死をとげた早良(さわら)親王(崇道天皇)だ。 桓武は奈良から長岡... -
本と映画と博物館
バリ山行<松永K三蔵>
■講談社251130 甲子園口にすんでいて、芦屋からロックガーデンをへて有馬温泉まで歩き……と、30代の私とおなじ生活圏でおなじような山歩きをしていることにまず親近感をおぼえた。あえて登山道を通らない山歩きも、一時期やってみたことがあったが、私は... -
本と映画と博物館
災害ボランティア<渥美公秀>
■弘文堂2511 2014年出版だから、東日本大震災までのボランティアの流れと課題が網羅されている。 1995年の阪神・淡路大震災以降、災害ボランティアは定着してきたはずだったのに、東日本大震災では、自粛ムードによって初動が遅れた。2024年... -
能登2011〜24
海中を舞う「日本一」優美なキリコ
珠洲市宝立町の見附島はその形状から「軍艦島」とよばれる。その北にある海岸では8月はじめ「七夕キリコ」がもよおされる。この地区の七夕は盆の準備をはじめる日で、祖先の霊をむかえる行事とされている。提灯やぼんぼりでかざられた高さ約14メート... -
01旅行記
フォッサムグナに栄えたヒスイの王国の巫女王
出雲王国が広範囲に影響をおよぼしたことは神話がしめしている。出雲の神々が、朝鮮半島や能登半島に大きな綱をつけて土地を引っぱってきて島根半島をつくった(出雲国風土記)。さらに、八千矛の神(大国主命)が、「越(こし)の国」にかしこくて美し... -
本と映画と博物館
奴奈川姫とヒスイ文化 総集編<土田孝雄>
■奴奈川姫の郷をつくる会251120 出雲とのつながりやフォッサマグナが生みだしたヒスイと信仰の関係を知りたくて奴奈川姫伝説のある糸魚川を訪ねた。地元の民俗資料館でこの本を入手した。 昭和14年までは日本ではヒスイが産出するとは思われていなかっ... -
本と映画と博物館
「月よ私をうたわせて」出版3周年記念LIVE「サバイバーたちの明日へ」
ミュージシャンの娘の半生を母がつづった「月よ私をうたわせて」(あする恵子)の出版3周年を記念するライブに参加した。「自死」という重い現実のなかから「生きぬく」大切さと美しさを伝える3時間だった。(本の感想はコチラ) 本の主人公のえさん... -
本と映画と博物館
妖怪と怨霊が動かした日本の歴史 なぜ日本人は祟りを怖れるのか<田中聡>
源氏物語の怨霊の様子からときおこす。光源氏の最愛の妻の紫の上は、嫉妬にともなう怨霊にとり殺される。生霊という言葉は、紫式部が創作したとされる。 清少納言は「枕草子」で、「病は、胸。もののけ。あしのけ」と書いた。「胸」は胸の病、「あしの... -
本と映画と博物館
怨霊とは何か 菅原道真・平将門・崇徳院<山田雄司>
■中公新書251103 筆者はほぼ同年代で、同じ時期に同じ学部にいたことに親しみをおぼえて入手した。 一般論からはいるから退屈だったが、怨霊がいかに世の中をうごかし、時代ととに怨霊がどう変化するのかがよくわかった。実は今も怨霊の力は十分に残って... -
本と映画と博物館
賀茂社祭神考<座田司氏>
■神道史学会 251031 上賀茂神社と神奈備山の神山の関係、さらには貴船神社との関係を知りたくて手に取った。上賀茂神社の宮司が1972年書いた。 奈良の葛城には、出雲関係の神々が祀られ、その中心は鴨都味波八重事代主命神社と高鴨阿治須岐詫彦根...