fujiman– Author –
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能登2011〜24
重蔵神社 復興と防災といやしの拠点に
輪島の中心に鎮座する重蔵神社は2024年元日の能登半島地震で境内10の建物すべてが全壊した。だが地震の翌日から炊き出しをはじめ、被災者への支援物資の配布をつづける。2月3日には「豆まき」を例年どおりもよおして、地震後バラバラになってい... -
福島有機
原発立地・大熊町民は訴える<木幡仁・木幡ますみ>
■柘植書房新社 東日本大震災から1年間の記録。原子力災害の現場で、役所や東電の理不尽な対応とぶつかりながら試行錯誤する様子がえがかれている。 木幡ますみさんは2011年3月11日は午後から、海沿いに電話帳の配達をする予定だったが、午前中に... -
01旅行記
谷根千散歩 鴎外と東洋文庫
文豪もそぞろ歩き 作家の森まゆみさんが「谷根千」と名づけて有名になった谷中・根津・千駄木は2016年の大晦日に歩いた。 日暮里駅からマンション建設で富士山が見えなくなった富士見坂をたどり、年越しソバのため行列ができた天ぷら屋などをのぞ... -
未分類
RAWかJPEGか
「めずらしい場所を旅してるのにRAWで撮らなきゃもったいない」と何度か言われて一時ためしたが、ファイルサイズの大きさと、現像というひと手間がめんどうでJPEG一辺倒だった。そもそも新聞写真は画質よりスピード重視だし。 退職後、撮影枚数は半減し... -
本と映画と博物館
「どうする家康」
■NHK大河ドラマ アマゾンプライムで4日ほどかけて一気に見た。いやーおもしろかった。 「悪女」とされてきた築山殿(瀬名)の描き方と、弱くて泣き虫で情けない家康というキャラクターが秀逸だった。 今川義元の人質だった元康は、うさぎやままごとが大... -
本と映画と博物館
悲嘆とケアの神話論 須佐之男と大国主<鎌田東二>
■春秋社 鎌田さんは「スサノオの子分」を自称していた。この本はステージ4のがんを宣告されたあとわずか1週間でかきあげた「遺書」であり、神話について客観的な立場からの研究を主としてきた宗教学や人類学に対しての挑戦状であり、「古事記」を含む... -
01旅行記
和気清麻呂 土木と都市計画のテクノクラート
教科書に登場する和気清麻呂は、忠誠心だけのおもしろみのない人物だった。 平城京で女帝・称徳天皇の寵愛をうけた僧の道鏡が、豊前国(大分県)の宇佐八幡宮で「道鏡を天皇にせよ」という神のお告げがあったと言って皇位につこうとした。それを確認す... -
本と映画と博物館
人物叢書 和気清麻呂<平野邦雄>
■吉川弘文館260202 単純な「忠君愛国」の人ではない、革新的土豪、都市プランナー、土木技術者、仏教の革新に資した者としての和気清麻呂の姿を膨大な文献をもとにあきらかにする。清麻呂がこんなおもしろい人だとは思わなかった。 中世の「水鏡」など... -
本と映画と博物館
ここにいるよ<真山仁>
■祥伝社260124 能登半島地震をテーマに東京新聞・中日新聞に連載された小説。 主人公の退職教員は阪神大震災で妻と娘を亡くし、東日本の被災地の小学校を支援した経験をもつ。2024年正月、教え子が女将をつとめる温泉旅館に遊びに来て被災する。廃校... -
本と映画と博物館
米価高騰 ホッとする農家と苦しむ消費者−−ウェブ講演会「令和の米騒動の背景と今後」
1キロ400円だった米が800円になり、1000円になり……令和の米騒動は台所を直撃した。でも、米価の低迷で疲弊していた農村では、「これでやっとひと息つける」という声をきいた。 米価高騰はなにが原因で、今後どうなっていき、どうすれば農家...